【夏の天敵】蚊のヒミツ!

こんにちは、カエル先生せんせいです!

夏なつによく見みかける虫むしといえば、『蚊か』ですよね?

あの「ぶ~ん」という音おとが聞きこえてくるだけで、かゆくなる気きがします…

今回こんかいの記事きじでは、「蚊かはどんな生いき物ものなのか」「どうすれば刺さされにくくなるのか」について、わかりやすく説明せつめいします!

 

蚊かの一生いっしょうとは?

蚊かは昆虫こんちゅうの一種いっしゅです。

昆虫こんちゅうとは、虫むしの中なかでも、体からだが頭あたま、胸むね、腹はらに分わかれていて、足あしが6本生ぽんはえているものを言いいます。

蚊かは、水みずがある場所ばしょに卵たまごを産うみます。

わたしたちがよく見みかける蚊かは、「ぶ~ん」と音おとを立たてながら飛とんでいますが、最初さいしょからあの姿すがたなのではありません。

卵たまごからかえったときは、「ボウフラ」という幼虫ようちゅうとして生うまれます。

ボウフラは、生うまれてから2週間しゅうかんほど、水みずの中なかで生活せいかつし、微生物びせいぶつや生いき物ものの死骸しがいやフンを食たべて大おおきくなります。

そして、十分成長じゅうぶんせいちょうすると、「オニボウフラ」と呼よばれるサナギになります。

そして、サナギになって3日にちほどで、成虫せいちゅうである、わたしたちがよく見みかける蚊かになるのです。

カエル先生

このように、卵たまご、幼虫ようちゅう、サナギ、成虫せいちゅうと、成長せいちょうするごとに姿すがたがガラッと変わることを、「完全変態かんぜんへんたい」というんですよ!

 

蚊かは血ちだけを吸すって生いきている?

「蚊かは、わたしたちの血ちを吸すって生いきている」というイメージがあります。

しかし、実じつは、普段ふだんの蚊かは、血ちを吸すわないのです!

蚊かは普段ふだん、花はなのミツ、草くさの汁しる、樹液じゅえきなどを吸すって、「糖とう」という栄養えいようをとって生いきています。

しかし、メスの蚊かは、卵たまごを産うむために、「タンパク質しつ」や「アミノ酸さん」という栄養えいようをとる必要ひつようがあるため、栄養満点えいようまんてんな、動物どうぶつの血ちを吸すうのです。

つまり、血ちを吸すうのは、卵たまごを産うむ時期じきのメスの蚊かだけ…

オスの蚊かは、一生いっしょう、血ちを吸すいません!

 

蚊かにはどんな種類しゅるいがあるの?

「蚊か」とひとことに言いっても、色いろんな種類しゅるいの蚊かがいます。

世界せかいには、3,500種類以上しゅるいいじょうの蚊かが存在そんざいし、日本にほんにも、100種類以上しゅるいいじょうの蚊かが生息せいそくしています。

日本にほんに生息せいそくしている代表的だいひょうてきな蚊かに、「ヒトスジシマカ」がいます。

これは「ヤブ蚊か」とも呼よばれていて、名前なまえのとおり、体からだに白しろい縞模様しまもようがあるのが特徴とくちょうです。

夏なつの時期じきに、草くさむらや公園こうえんによく飛とんでいるので、遊あそぶときには、刺さされないように注意ちゅういする必要ひつようがあります。

また、「アカイエカ」もよく見みかける蚊かです。

名前なまえのとおり、赤褐色せきかっしょくをしているのが特徴とくちょうで、春はるや秋あきなど、夏以外なついがいの時期じきにも飛とんでいます。

ヒトスジシマカ
アカイエカ

蚊かは良よい虫むし?悪わるい虫むし?

蚊かがわたしたちの血ちを吸すうと、どんなことが起おきるのでしょうか?

蚊かに刺さされると、赤あかくはれて、かゆくなりますよね。

わたしたちの血ちは、体からだの外そとに出でると固かたまる性質せいしつを持もっています。

わたしたちがけがをしたとき、血ちが固かたまる(凝固ぎょうこする)ことによって、かさぶたが出来できて、出血しゅっけつを止とめることが出来できます。とても大切たいせつな性質せいしつです。

しかし、蚊かは、吸すっているときに血ちが固かたまってしまうと、血ちが吸すえなくなってしまい、困こまってしまいます…

そこで蚊かは、わたしたちの皮膚ひふに針はりを刺さしたあと、血ちが固かたまらないようにする性質せいしつを持もった唾液だえきをわたしたちの体からだの中なかに注入ちゅうにゅうしてから、血ちを吸すうのです。

このときに注入ちゅうにゅうされる唾液だえきに、わたしたちの体からだがアレルギー反応はんのうを起おこすことによって、蚊かに刺さされるとかゆくなります!

それだけでなく、1匹ぴきがたくさんの人ひとの血ちを吸すうことによって、恐おそろしい病気びょうきを人ひとから人ひとに移うつしてしまう(媒介ばいかいする)ことがあります。

カエル先生

蚊かが媒介ばいかいする病気びょうきには、デング熱ねつやマラリアなど、恐おそろしい感染症かんせんしょうがあるため、注意ちゅういが必要ひつようです!

では、蚊かは悪わるいことしかしない虫むしなのでしょうか?

そうではありません!

蚊かの幼虫ようちゅうであるボウフラは、水みずの中なかにある生いき物ものの死骸しがいやフンを食たべてくれるので、水みずをきれいにしてくれます。

また、蚊かもボウフラも、ほかの虫むしや動物どうぶつのエサになるので、生態系せいたいけいにとても重要じゅうような存在そんざいです。

どの生いき物ものも、わたしたちの環境かんきょうの中なかで、支ささえあって生いきているんです。

 

蚊に刺されないためには?

蚊かを発生はっせいさせない!

蚊かは、ちょっとでも水みずがあるところに卵たまごを産うみます。

そこで、ベランダなどに水みずの入はいったものを置おかないようにしたり、家いえのまわりの水みずたまりをなくしたり、側溝そっこうの掃除そうじをすると、蚊かが発生はっせいしにくくなります。

蚊かに刺さされやすい場所ばしょを減へらす

長袖ながそでの服ふくや、生地きじの厚あつい服ふくを着きることで、蚊かに刺さされるかもしれない肌はだの面積めんせきを減へらすこともできます。

熱あつい日ひに長袖ながそでや厚手あつでの服ふくを着きると、熱中症ねっちゅうしょうのリスクが高たかくなるので、注意ちゅういしてください!

蚊かを家いえの中なかに入いれない

家いえの中なかに蚊かがいなければ、家いえにいる時間じかんは蚊かに刺さされる心配しんぱいがありません。

蚊かに刺さされる可能性かのうせいのある時間じかんを減へらすことも、対策たいさくの1つです。

ドアや窓まどを開あけっぱなしにしない、網戸あみどをしっかり閉しめる、などの対策たいさくができます。

虫むしよけスプレーや蚊取かとり線香せんこうなどの殺虫剤さっちゅうざいを使つかう

外そとに遊あそびに行いくときは、虫むしよけスプレーを使つかうようにしましょう。

虫むしよけスプレーには、蚊かがキライな成分せいぶんが入はいっているので、蚊かがあまり近寄ちかよってこなくなります。

蚊取かとり線香せんこうなどの殺虫剤さっちゅうざいには、蚊かを死しなせてしまう成分せいぶんが入はいっているので、効果的こうかてきです。

どれも「薬くすり」の一種いっしゅなので、使つかい方かたには気きを付つけましょう!

 

カエル先生

『蚊かの生態せいたい』って、とっても身近みぢかな “かがく” だよ!